スケーリング。

前回思わせぶりなことを書いておいてなかなか更新できずですみませんm(_ _)m

さて、ワカメに起こった大変な事、それは・・スケーリング(歯石取り)!
実は何年か前からワカメの(サスケもなんやけど・・)歯石が結構大変になってて、2年ほど前に当時かかってた獣医で相談したら「高齢やし、スケーリングは避けた方がいい」って言われたんですわ。って言うのも犬は人間みたいに「ハイ!ア〜ンして」てな事を言うても口を開けてくれへんし、無理強いしたら噛まれちゃうんで全身麻酔をして施術します。高齢になるとこの負担に耐えられないことが出てくるって訳なんです。
これはもうちゃんとチェックしてやらなかった俺の責任が100%。そうか・・手遅れになってしもたんや、と落ち込んでました。でも、ちょっとだけ言い訳させてもらうと5,6年前徳島にいた時に同じ事を獣医に相談したら田舎の吞気な獣医さん「いや〜、これやったら歳の割にきれいな方ですよ。大丈夫」なんて言われてすっかり油断してしもたんですねえ。気がついた時にはもう手遅れ、ガックリでした。
で、先週目の診察に行った時にチラッと歯石のことも言うたら「ワカメちゃんの状態やったら全然大丈夫!(スケーリングを)やれますよ」やって!!なんじゃそら!?。前の獣医は変に慎重やったんやねえ。まあ、それを感じたから替えたんやけどね。それならという事でやってもらうことになったわけです。


というのは人間サイドの考え。当のワカメにとってはそれはそれは大変でした。もちろんそんなたいそうなことをするとは分かってないんやけど、病院のドアをくぐった途端に震え&か細い声でヒィヒィ鳴きがスタート。診察台に上がると震えは最高潮に!
当然体重計は止まらない。麻酔の量を決めるのに重要なんやけど獣医さんも業を煮やして「17.1kg!」と宣言。16〜20くらいの間で振れるんやもん、そうでもせなしゃあないわな。事前診察で聴診器を当てても「あかん・・聞こえへん」って言いながらかなり長いこと聞いてましたわ。血液検査の結果もおおむね良好やねんけど、ところどころ異常に高いのがあって「これは明らかに今の強ストレスのせいですわ」やって(笑)。まあこれなら大丈夫ってことで朝夕の診察の間に施術するんで預けて帰りました。後で聞いたら呆然として声も出ない状態やったらしいですわ。
そして夕方、途中で散歩を済ませてサスケも一緒に迎えに行きました。避妊手術の時は迎えに行ったら「フニャ〜!」とか何とか声にならない声を出して飛びついてきたんで、今回もちょっと期待してたんやけど父ちゃんに会えたことよりも、とにかくここから出たい一心でドアに一直線でした。あの時は子犬やったからねえ、大人になったって事かな?
施術そのものは問題無く順調に終わったみたいで、看護師さんは「すごくいい子でしたよ〜」って言うてくれてました。
帰ってからはやっぱり相当疲れてたんでいつも母ちゃんに貼り付いてる人間のごはんの時もベッドでウトウト

その後は爆睡・・。
やったんやけど、2時間くらいした時突然すごい勢いで呼吸し始めて、心拍は早くなるし揺すっても目を開けない!!。15分くらいで収まってきたけど一時は夜間救急病院に電話したりと大騒ぎでした。多分すごく深い眠りのなかで今日の最高の不安と恐怖が出たんやろね。その後も時々息が荒くなってたんやけど、窓を開けて涼しい空気を入れてやると落ち着いて寝てました。
ワカメ、ようがんばったな。えらかったよ!
その後2日ぐらいはやっぱり何となくだるそうな感じやったけど、昨日くらいからいつも通り元気に散歩に行くようになりました。

やっぱワカメはこうでなくっちゃね!


※この写真実は少し前のモノ(彼岸花が写ってるでしょ)なんやけど、これって今流行の偽装になるんかねえ?