心が痛いよ

今日、車で１０分ほどの住宅地でチラシのポスティングをやってきた。これをやってるといつもとても辛い光景にでくわすんやわ。今日も然り・・。
駐車スペースに繋がれている１匹のゴールデンレトリバー。見るからに高齢で足下も少しおぼつかない。こんな子なのに道路から柵や扉もなくただコンクリートが打ってあるだけの所に無造作に繋ぎ置かれている。今日は少しぬくいとは言え、冷たい風をよける小屋はおろか一枚の毛布さえ無い。冷たいコンクリートの上にそのままうずくまっている。あるのはとても清潔とは言えない水だけ。
誰でも入ってこれる状況なのに、もし心ない人間が近づいても身を隠すところはなにもない。そんな状況でもその子はとても穏やかで優しい目をしています。俺かそっと近づいたら「よっこらしょ」と起き上がってちゃんと挨拶に来てくれ、静かに甘えてくれるんやわ。
運動不足でおデブちゃんやし、毛も縺れてくちゃくちゃ。せやけど、ほんまにいじらしくて可愛くてたまらない。こんな子がなんでこんな目に会わなあかんねやろ。心が痛いよ！涙が出てくる・・。同時に飼い主に無性に腹が立つ！
「動物の扱いを見ればその国のレベルが分かる」ガンジーさんが言ったそうな。これはそのまま家庭にも当てはまるんや！
犬はその家を映す鏡、「うちの犬はアホでしゃあない」って言うのは、「俺はアホです」って言うてるのと同じなんじゃ！
まだまだこんな虐待が当たり前のようにまかり通っているこの国をガンジーさんが見たらどう言うやろね。
チクショウ−！　動物を飼うのを免許制にして欲しいで、ほんまに。